畳・見直しネットワーク
団体紹介
畳・見直しネットワークは、畳をこよなく愛し、畳を通じて畳文化や日本文化を伝えていくため、2015年8月に設立しました。会員は畳店を中心に、活動に共感する人たちで構成され、活動をともにしています。設立のきっかけは、シックハウス症候群という日本の建築業界を揺るがす「住まいを起因」とした健康被害が起きたことです。1990年代後半、シックハウス症候群の原因の一つに畳が挙がりました。この原因を払拭するため、畳業界全体で改善に向けて動きました。現在は、畳が原因と言われることは少なくなりましたが、一方で畳の需要は減っています、それを食い止めるために同団体は、畳の良さを見直してもらえるよう活動しています。

HP https://shinshitsu.or.jp/tatami/
該当SDGs 目標番号
設立のきっかけ
設立のきっかけは、シックハウス症候群という日本の建築業界を揺るがす「住まいを起因」とした健康被害が起きたことです。1990年代後半、シックハウス症候群の原因の一つに畳が挙がりました。この原因を払拭するため、畳業界全体で改善に向けて動きました。現在は、畳が原因と言われることは少なくなりましたが、一方で畳の需要は減っています、それを食い止めるために同団体は、畳の良さを見直してもらえるよう活動しています。

広がる対応
シックハウス症候群への対応から、会員の畳店としてシックハウス診断士(一般社団法人日本環境保健機構が運営団体)を取得し、会員一同がシックハウスに関する知識向上に努めました。さらに同団体による環境アレルギーアドバイザーの資格も取得し、ダニやカビの問題などを学んでいます。
知識を向上させつつ、防災への観点からも畳が避難所で役に立てるよう他団体と協力しながら進めています。またインバウンドの増加によるトコジラミも問題化しています。寝室環境衛生管理協会によるトコジラミ適正管理主任者を取得し、対応に力を入れています。
活動の発表の場として、みんなのアレルギーEXPOや災害時の住環境・生活環境EXPO、温泉防災EXPO in 伊香保、住まいのGoodAirEXPOなどに出展しています。さまざまな方と出会い、交流し、「畳」について多くの方に丁寧に伝えていくことの大事さを学んできたといいます。

使い方は無限
任意団体であるため大きな活動はできませんが、個々に畳店を通じて畳の良さ・使いやすさ・おもしろさを伝えていきます。畳といえば「家の和室に敷いているもの」という認識はありますが、その畳にもさまざまな種類があります。
さらに畳べりを使った名刺ケースや財布などさまざまな小物があります。その他、花瓶敷きや住まいのGoodAirEXPOで使われたいぐさトロフィーなど使い方は多岐に渡ります。その秘められた用途を引き出していくため、畳の関連で作成された小物の展示や販売、ワークショップで伝えていく予定です。
さらに2025年2月に「畳のある家」実施委員会を設立し、畳を一般家庭の和室のみでなく、さまざまな形で提案できるよう進めていきます。


取材を終えて:公認サポーター 加藤美奈子
私は、一般社団法人日本室内空気保健協会を運営しており、その中で、いぐさを使った「空気の実験」を行いました。その結果、いぐさには揮発性の化学物質を低減させる効果があり、とくにホルムアルデヒド類の濃度が大きく下がることが確認できました。
揮発する化学物質は、生き物にとって健康被害をもたらす可能性が高く、安心できる住環境づくりの大きな課題となっています。だからこそ、国産のいぐさを使った畳が、どの家庭にもあればすばらしいと心から願っています。