合同会社 Smile Assist
団体紹介
Smile Assistは一人ひとりに「できた!を実感」できる最適な学びの環境を提供する「タイプ別指導」の学習塾を経営しています。学習塾ではありますが、既存の受験やテストの成績を上げることを目的とした競争教育ではなく、その子が本来持っている個性と才能を引き出す学びや体験の機会を重要視しています。また、「個育てマム」という任意団体を通してお母さんたちの学びを高め、つながりを作るイベントを創出しています。

HP https://smile-assist.net/
該当SDGs 目標番号
インタビュー
代表社員 黒木久美子さん

子どもに教育を選ぶ権利を
2011年、東日本大震災を福島で経験し、娘と2人で自主避難した先が栃木県小山市でした。今後生きていくためには自分がかつて思い描いていた教育の道を選ぼうと思い、学習塾を始めたのがきっかけだそうです。いやおうなしに、目の前に「生と死」という両極のテーマを突きつけられ、自分は自分の人生をどう生きたいかを深く考えさせられたとの事でした。
解決したい社会課題は、日本の公教育の課題(いじめ・不登校問題・教育格差・子どもと人権)です。公教育が本来の一人ひとりの学びを保証できるよう、子どもたち自身に教育を選ぶ権利が持てる社会を目指したいといいます。教育を学校だけに任せるのではなく、保護者や地域の大人が子どもたちの学びを考える機会の創出をしています。また、親の経済格差が子どもの教育格差につながるのは、とても悲しいことだと感じています。この国の未来を担う大切な子どもたちを、国の宝として社会全体で育てることができたらと黒木さんは切に願っています。
「こどもには学びの場を、大人には気づきの機会を」という思いの下、日本の教育や子育ての課題を共有し、主体的に取り組む人たちを増やすきっかけや仕組みづくりをしています。会社としては、不登校対応としてフリースクールの運営、個人としては、公教育をより良くするために「オモロ―授業発表会」(公教育の先生を地域で応援する仕組み)の開催、教育をみんなで考えるきっかけとして「わっかトーク」(教育対話会)やお茶会、映画上映会などのイベントを開催しています。

200名以上が集まって
国の志を共にする仲間と情報交換する場が増え、地元で開催するたびに同じ思いの人たちがつながり、より活動がしやすくなっているといいます。対話で解決できる社会の実現に向けていろいろな場所での機会を狙っていますが、対話が苦手な人たちが多く、学校や教育委員会という組織との連携がまだ始まっていないという点に難しさを感じています。
黒木さんはイベント開催時に、この指とまれ方式で毎回プロジェクトメンバーを募っていますが、最近開催した映画の上映イベントでは、運営ボランティアスタッフが合計25名、参加者は1日で185名の集客ができたことに達成感を覚えました。一人の力では成し遂げられないことが簡単に解決できるという、共通の課題意識を持っている人とのつながりの大切さを感じたそうです。

子どもたちを笑顔に
「教育を通して、世界中の子どもたちを笑顔にする」。 まずは、日本の教育をアップデートし、子どもたちが楽しく自分らしい学びの選択ができる社会を実現できるように、働きかけていきたいと考えています。日本の子どもたちに世界とつながる体験の機会を増やしていきたいそうです。
子どもたちを大切に育むことのできる社会の実現のために、「社会全体を大きな家にしよう」という理念で活動している団体、個育てマムでは、孤立化した日本の子育てを社会全体で関わる仕組みに戻し、本来の日本の良さを取り戻せるよう仲間と共に啓発活動を行っていきたいと話していました。

黒木さんからメッセージ
現在、多くの課題を抱える日本の学校教育や子育て環境において、子どもたちがもっと自由に、もっと自分らしくいられる場を作っていかなければならないと思います。そんな変化を成し遂げるためには、私たち大人がまずは変わっていく必要があります。大人が主体的に動くことで、誰かに責任を押し付けるのではなく、自分がどうしたいかを一人ひとりが考えられる世の中になると信じています。そして、全てが密接につながっている課題も、ちょっとした意識の変化でするすると解けていけばいいなと願っています。ぜひ、一緒につながっていきましょう!
取材を終えて:公認サポーター 市川潤子
もしもあなたがシングルマザーで、頼れる親戚も近くにいない状態だったとしたら、仕事と子育てをどうやって両立させますか。毎日睡眠不足、物価高の中でなるべく子ども優先に食事を与えるとしたら、自身は栄養不足かもしれません。黒木さんはお子さんが4歳の時に離婚をしています。だからこそ、子育ての苦労を自分事のようにサポートしているのです。会社経営とは別に、志を共にする仲間と0円ぐるり(フリーマーケット)を開催し、無料で子育てグッズを提供したり、個人のボランティアとして隙間時間に送迎付きで「鍵っ子」の子どもたちと遊んだりしています。彼女は循環社会を目指していると熱心に語ってくれました。共助の精神に感動しました。
親が働きに出ていて、学童にも行けずに自宅で孤立している子どもたちを救い出している、ウルトラの母をこれからも応援しています。
<組織概要>
| 団体名: | 合同会社 Smile Assist |
| 所在地: | 〒323-0027 栃木県小山市花垣町1丁目1-33 ウイングⅣ 2F |
| 設立: | 2013年4月 2022年2月法人化 |
| 事業内容: |
学習塾経営 フリースクール運営 海外留学サポート事業
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| URL: | https://smile-assist.net/ |