TO BE KOFFEE(トゥービーコーヒー)
団体紹介
TO BE KOFFEEは、群馬県・伊香保温泉の旅館「いかほ秀水園」内に店舗を構えるコーヒー専門店です。温泉地という観光地にありながら、地域との継続的な関わりと、環境・文化・経済の持続可能性を意識した運営を行っています。小規模であることを強みに、実行可能な範囲でサステナブルな取り組みを積み重ねているのが特長です。

HP https://tobekoffee.com/
該当SDGs 目標番号
インタビュー
代表 戸部翔太さん

流通の透明性を共有
TO BE KOFFEEでは、コーヒー豆の選定において特定の認証制度に依存せず、流通経路が明確であり、生産背景や品質管理に信頼のおける商社との取り引きを基本としています。豆の原産地や精製方法、生産者の情報については、把握可能な範囲で来店者にも共有し、味の魅力と併せて背景への理解を促しています。
情報の開示は、安心感の提供だけでなく、日常の消費行動がよりよい未来につながる可能性を意識できるきっかけとしても位置づけています。

地域文化の表現の場に
観光客だけでなく地域住民にも開かれた場としての運営を行っており、店内にはレンタルギャラリースペースを併設し、地元アーティストや学生による展示の機会を設けています。地域での文化活動や表現の発信の場としても活用されています。
今後は、地域の催事や教育機関との連携によるイベントの企画・実施にも取り組み、観光と生活の中間に位置する拠点として、地域の魅力を伝える役割を果たしていきたいと考えています。

来店者に深い理解を
環境配慮の取り組みとして、日々の運営の中で資源使用を抑え、リユースや地域循環を意識した仕組みを整えています。テイクアウト用資材の見直しや、オンライン販売における過剰包装の削減なども継続的に実施。特別な設備投資に依存するのではなく、小さな選択の積み重ねによる運営改善を基本姿勢としています。
商品紹介では、コーヒー豆の味やばい煎の特徴と併せて、生産地情報や豆の背景にも触れるようにと、専用のコーヒープロフィールカードを制作して来店者に渡しています。来店者にとっては、1杯のコーヒーをより深く理解し、選択するきっかけにもなっているようです。
定期的に開催する抽出講座では、技術的な内容とともに、素材の背景にある生産や流通の現場についても紹介しており、サステナブルな視点に自然と触れられるよう工夫されています。
戸部翔太さんからメッセージ
今後は、さらに多様な生産地・農園からの豆を導入することで、取り扱うコーヒーの背景に幅を持たせることを検討しています。また、旅館や地域観光との連携を深めることで、地域全体の価値向上に貢献できる企画やコンテンツづくりにも取り組んでいきたいと考えています。
一人で運営している店舗として、情報発信や対応に限りがある場面もありますが、ワンオペならではの柔軟な判断力や個人の熱意を生かし、必要に応じて外部との連携やデジタルの仕組みも取り入れながら、持続的な展開を模索しているところです。

取材を終えて:公認サポーター加藤美奈子
戸部さんが作る飲み物は何でもおいしいです。コーヒーはもちろんおいしいですが、イチゴの飲み物は見た目がかわいく甘くておいしかったです。とことん追求されたサービスなので客は満足度が高いと感じます。皆様、戸部さんのコーヒーを1杯飲んでみてください。幸せの時間になると思います。