ローカルSDGs アクションフォーラム

参加団体の活動紹介

「無関心・分断・形式化」を解消
持続可能な未来へのWS実施

未来創造サポート

団体紹介

「未来創造サポート」は、人が可能性の扉を開き、自由に人生を創造できる、プレイフル(遊び心と楽しさや創造性に溢れた)かつすべての生命が大切にされる調和のある世界を目指し、企業・自治体・学校などで研修・ワークショップを行っています。「LEGO® SERIOUS PLAY®」といわれるブロックやカードゲームなどを活用し、参加者の主体的な行動変容を支援しています。共創的な対話を通じ、社会課題の解決と持続可能な未来の実現に向けて活動しています。ファシリテーターのチームは400人ほどの大規模ワークショップまで対応可能といいます。

未来創造サポート
HP https://www.future-creation-support.com/

該当SDGs 目標番号

インタビュー

寺島義智さん

寺島義智さん

子どもがきっかけで

富山県出身。最初の事業はダンス・ピラティス・ヨガなどのウェルネス分野。その後カイロプラクティックやカウンセリング、マインドフルネスなどの活動も行い、地域活性化やサステナビリティ(持続性)に関心を持ち、SDGs関連や組織開発の分野で活動しています。企業・自治体・教育現場でのSDGs推進や人材育成を支援。フリーランス歴は26年を越えます。一般社団法人日本あんしん生活協会理事、NPO法人セブン・ジェネレーションズ 理事。

東日本大震災を経験し、子息が産まれたのがきっかけで活動を開始しました。息子が大きくなった時に、安心して暮らせる社会や環境をつくりたいと思い、息子のアトピー改善を機に「持続可能な暮らし方」に関心を持ったといいます。高校生のとき、ファッションの社会課題や環境課題に触れたのも、自身のキャリアに影響しているそうです。社会課題を自分ごととして考え、健康・環境・地域づくりなどを統合的にサポートする必要を強く感じたといいます。

子どもがきっかけで

解決したい4課題

解決したいのは、持続可能な社会の実現を阻む「無関心・分断・形式化」という構造的課題。人と社会、未来とのつながりを回復し、誰もが希望をもって未来を描ける社会を共に創ることを目的としています。

以下の4つを社会課題として認識しています。

「1. SDGsの『自分ごと化』の欠如」。SDGsは広まりつつありますが、多くの人にとって「自分には関係ない」「難しい」との印象があります。SDGsを一人ひとりの「行動の選択」に落とし込むことを目指しています。

「2. 企業や自治体における変革の停滞」。トップダウンや形式的なCSRだけでは、真の社会変革は起こりません。現場の声を引き出し、内発的な動機で社会課題解決に取り組む組織文化の醸成を支援しています。

「3. 世代間の分断と未来への無関心」。子どもたちや若者が将来に希望を持てず、社会に無力感を抱くことは深刻な課題です。教育現場でのワークショップを通じて、次世代に「未来を創る力と視点」を育んでいます。

「4. つながりの喪失と孤立」。社会が複雑化・分断される中で、人と人、人と自然、人と未来とのつながりが希薄になっています。対話を通じて、つながりを取り戻すプロセスを大切にしています。

参加者主体のプログラム

寺島さんは企業や自治体、学校などでSDGsワークショップや研修、ビジョン策定支援、組織開発、新規事業開発のアイデア出し、まちづくりワークショップ、健康経営やウェルビーイング経営のサポートなどを行っています。LEGO® SERIOUS PLAY®やカードゲームなどを活用し、参加者の主体性を引き出すプログラムを提供しています。ワークショップの現場では、対話を通じて多様な立場の人がサステナビリティという視点で物事を見ていく、サステナビリティを「自分ごと化」する人が増えたようです。課題は、さまざまなセクターが集ってオープンイノベーションを起こしていく場をもっと作ることだそうです。

参加者主体のプログラム

組み合わせでリトリート型を

地域の高校生とのSDGs授業で、生徒たちが自分たちの地域課題を真剣に考え、具体的な行動計画を話し合う姿には感動したとのこと。未来を担う世代の声は、寺島さんにとって大きな希望です。サステナビリティに対して懐疑的だった企業が、ワークショップ後にSDGs推進に力を入れている姿を見た時もうれしかったという。

今後は、地域や企業の持続可能な変革を後押しする仕組みづくりのサポートもしていく予定です。教育現場でも探究型学習を広げ、次世代が自分たちの未来を創造できるサポートも行いたいといいます。それらは、インナーサステナビリティ(自身の心身の健康)とアウターサステナビリティ(サステナビリティ推進の活動)のどちらも鍵になります。森林セラピーやマインドフルネス、ワークショップなどを組み合わせたリトリート型のワークショップなども行いたいといいます。

組み合わせでリトリート型を

寺島さんからメッセージ

私たち一人ひとりが未来を創る主体です。小さな一歩でも、確実に社会は変わります。行動を共にする仲間として、一緒により良い未来を描いていきましょう!

取材を終えて:公認サポーター 市川潤子

終始穏やかな口調の寺島さんと向き合っていると、不思議なことに呼吸が深くなっている自分に気が付けました。驚きと共に学びがある出会いなのだと感じました。「ありがとうございます」から始まるコミュニケーションを寺島さんはとられていて、向き合う相手に感謝で対応されている点もすてきでした。

同世代なので、自分たちが高校生の時代に流行した洋服についても話題が広がり、質の良い服は流行に左右されず今でも着られるという着地点にたどりつけました。物を大切にされている心、人を大切にされている心。その優しさが向き合う相手を穏やかにさせてくれるのではないでしょうか。

ゴール9の「産業と技術革新の基盤を作ろう」は、原点としてまずは人の心ありきだと思っています。だからこそ、基盤を作る基として人の心は大切にしたいものですね。寺島さんとの出会いで、再認識しました。どうもありがとうございました。
<組織概要>
団体名:未来創造サポート
所在地:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-11-12 日本橋水野ビル7階
設立:2000年3月
事業内容: ワークショップデザイン、ファシリテーション、コーチング、コンサルティング、運動指導、森林セラピー、マインドフルネス事業など
URL: https://www.future-creation-support.com/